この記事は、こんな人におすすめ!
- ベトナム語の勉強がはかどらない
- ベトナム語に対する意識を変えたい!
- ベトナム語話すの恥ずかしい…
この記事では、「自分のベトナム語能力に恥ずかしさを「今」感じている日本人向け」に役立つ考え方・本を紹介していきます。
当記事でご紹介する情報を活用すれば、今日からベトナム語に対する自分の「恥」に向き合い、新たな気持ちでベトナム語と付き合っていくことができますので、ぜひご覧ください。
ベトナム滞在歴or勉強期間が長い人ほど感じやすくなる「恥」意識
ベトナム語を話したくない、口に出したくない時期が訪れる
あなたは、こんな経験ありますか?
- もう何年も住んでいるのに、万年初級を抜け出せない
- 滞在期間が増えれば増えるほど、ベトナム語のできなさが目立ってコンプレックス
- 長く住めばベトナム語話せると思っていた(のにそうじゃない)
- 夫がベトナム人のネイティブスピーカーなのに、妻の私は、周りが思っているほど全然話せない
次第にベトナム語を口にする機会がどんどん増え
「こんなはずじゃなかったのに!」と自分を責める。
私も、このようにベトナム語に恥ずかしさを感じていました。しかも、恥ずかしさは年々大きくなっていくのです。
どうやったらベトナム語に対するマイナスイメージが払しょくできるか、もっとポジティブにベトナム語に向き合えるか、ずっと考えてました。
恥ずかしさの原因は「高すぎる自分理想」にあった!
私とベトナム語の関係性を例えると、「今はもう疎遠になってしまった中学時代の友人」です。
もともと好きでも嫌いでもなかったし出会いは突然。最初は、顔なじみ程度で親しみをもっていて、共通点とか多かったけど、そのうちほかの人にも興味が出てきて、知らぬ間にだんだんと距離ができて、今となっては話しかけることすら恥ずかしさを覚える、そんな距離感。
そんな時、この本に出会いました。
ベトナム語全然話さず、テキストを開いて勉強もしていない自分への「恥ずかしさ」の克服方法をGoogleで検索したことがきっかけです。私はKindle版を購入しました。
皆さんは、恥ずかしさの原因を追究したことがありますか?もしまだなければ、ぜひ「いくつになっても恥をかける人になる」を通して「自分が恥だと思っていることに向き合うこと」をお勧めします。恥の正体は、「高すぎる自分の理想」にあったのです。
この本を読んでよかった理由は、恥の正体がわかること
この本「いくつになっても恥をかける人になる」に対して、私は3つの点で満足しています。
- ベトナム語に対する「素直な気持ち」に初めて向き合えるきっかけになった
- 「理想の自分」と「現実の自分」のギャップが「恥の正体である」ことに気づけた
- 「原因」「結果」「対応策」を自分なりに考え、もう一度やってみようと思えた
どんな本なのか?
と背中を押してくれる自己啓発本です。著者は、コピーライターの中川諒さん。ご自身初の著書だそうです。
私が受け止めたこの本のメッセージ
この本から受け取ったメッセージを5つにまとめると・・・
恥を感じる原因は「理想の自分」と「現実の自分」のギャップである。「理想」とは「自分がかけた呪い」ともいえる。それに縛られギャップを大きくしているのも自分。でも、立ち止まって考えてみれば、まだ発展途中の過程を過ごしているに過ぎない。なのに「できない/できなかった」と決めつけ落ち込むのか。発展途中の今できないのは当たり前。「(今できなくても)ま、いっか」という気軽さが大事。
準備が足りることは一生に一度もない。中途半端なまま本番に臨むのが人生。なのに、中途半端な姿を見られるのを恥ずかしいと思っている。準備段階も今はコンテンツになるのであるから大丈夫。うまくいかなくて当たり前だ。
尊敬されようと思うと、恥をかくことを避けてしまう。それより、応援される人になろう。自分のコンプレックスをさらけ出し、笑い話にまで出来たら最高だ。
行動してしまえば、「私もやればできる」という可能性を断ってしまうことになるから、行動しようと思っても行動しないのだ。誰でも「私もやればできる」という未来の可能性を残して自分を安心させたい。心の奥底で「行動したくない」と思っているのだ。
「恥ずかしいと思ったほうを選ぶ」意識を常に持っていると、恥がチャンスに代わる。
ベトナム語を使いこなす理想の自分
皆さんも一度試してみてもらいたい。「ベトナム語を使っている理想の自分はどのような自分なのか」を。こう見られたい、こうありたいという気持ちと素直に向き合ってみるのです。
「こう見られたい、こうありたいという気持ち」は人それぞれ違うものだから、参考にならないのは当たり前だが、記録としていくつか私の例を挙げておきます。
- 10年くらい住んでいるのだから、不自由なく自分の考えをベトナム語で話したい!
- 主人の実家で、親戚家族と会話してわらったり、つっこんだり、冗談を言って楽しい時間を過ごしたい!
- 近所の人や隣り合わせになった人とも緊張しないで何気ない世間話ができるようになりたい!
- ベトナム人を緊張させない、話しかけるのに遠慮させない外国人になりたい!
- 様々な役所の手続きや役職の人とも緊張せずに対応したい!
- 自分の希望や提案をベトナム語でもどんどん発信したい!
振り返らなくていいんです。
思ったことをそのまま書けばいいんです。
「自分の理想高いなぁ!」「日本語だとしてもできないことあるぞ、ベトナム語スキルだけのことじゃないな」って思わせてくれます。
ベトナム語に対する恥の原因
次は、今の自分と向き合ってみよう。「前述した理想の自分があるからこそ感じる恥」と向き合ってみます。
- 話しかけられて頭のイメージをすぐにベトナム語で伝えられなかった
- 励ましたり、応援したりの一言がでてこなかった
- 5語以上長い文章が口から出なかった
- 「(相手が)いったことわかる?」と聞かれて案の定「わからない」と答えた
- 一対一でなんとかOKでも、グループになると話についていけず貝のように口を閉ざしてしまった
忘れないで。あなたは今「発展途中」できなくて当たり前!
理想の自分と現実の自分のギャップ「恥」への対処法
最後に、ギャップが少しでも埋められるような対処法をかけるだけ書き出してみます。
- ベトナム語を口にするのが恥ずかしいと思った時こそ、口に出す
- 5分でもいいからベトナム語に触れる
- 質問リストを作って初対面の人とも会話できるようにする
- わからなかった時の聞き返すベトナム語をいくつか用意して「ベトナム語」を口に出す
尊敬されようではなく、応援したくなる外国人がいる、と思ってもらいたいなって、考え方が変わりました。恥ずかしさがチャンスに見えてきた!
まとめ
1.まずは、現実の自分を受け止める
➡今自分ができないこと、恥の原因を受け止める。自分の現在地を確認することは前に進むために重要
2.試している過程であるからできなくて当たり前と吹っ切る
➡語学に完璧などない。今できなくてもいいのだ。
3.ギャップを埋めるための行動案を思いつく限り書き出してみる
➡自分がわかればいい、人のまねでもいいから、少しでも埋まりそうなことを書き出す。
4.そのうち、一番簡単なことを一週間続けてみる
➡難しいのは長続きしない。スモールステップから始めよう。恥ずかしく感じたなら、それこそあなたがやってみるべき!口に出してみるべきこと!
この本「いくつになっても恥をかける人になる」は、ベトナム語への恥ずかしさの根本を変えてくれるわけではない。でも、自分が考えている「恥」と向き合うことで、ベトナム語との心理的距離をぐっと縮めてくれるはずです。この本に出会えたことを感謝しながら、今日もベトナム語の世界に触れようと思います。みなさんも、迷ったら恥ずかしいほうを選んで、ベトナム語口に出してみませんか?
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